大学時代のサークル

まったく合唱経験はなかったのですが、友だちが入部していたので私も入ることにしました。とにかくなにかサークルに入りたかったというのが本音。

なんでもよかったのですが、一人でどこかのサークルに入るだけの勇気はなかったので、友だちにくっついていってみました。

 

そこでの出会いは、中学高校と部活をやったことがなかった私にとってはとても新鮮で楽しいものでした。私の家はけっこう厳しかったので(他の部員のみんなと違って)サークルの先輩たちとのコミュニケーションもなかなかとれませんでしたが、それでも本当に楽しい3年間でした。(4年生になった時に退部しました)

 

3年間で歌った合唱曲の中で一番頭に残っているのは、『筑後川』です。2年生の時に歌いました。

1年生の時に歌った曲は忘れてしまいました(指揮の大杉さんごめんなさい)、3年生の時には念願かなって伴奏をしました。曲は『コタンの歌』です。げんこつで鍵盤を叩いたりとても繊細な音を出したりととても難しい曲でしたが、充実していました。

 

1年生の時はとにかくすべての曲を一生懸命に歌ったという印象です。ただその年に歌ったメンデルスゾーン作曲の宗教曲はとても好きで、今もたまにメロディーが浮かびます。とっても好きでした。

2年生の時の『筑後川』は、終曲の『河口』を歌った時にみんなの声が一つにまとまった感覚をはじめて肌で感じ、鳥肌が立ったので印象に残っているのだと思います。あれ以来、そういう感覚を感じたことはないです。もう一度感じてみたいと思いますが、もう自分の歌唱力がついていきません(><)実はその頃もへたっぴだったんですけどね(^^;

 

ピアノはちょっぴり孤独な楽器で、一人でストイックに練習を重ねていく感じです。

誰かと合わせるという経験が少ない私にとって、数年とはいえコーラスに参加できたことはとてもいい経験でした。そしてそのたった3年の間に、声が重なる感覚を味わえたことと念願だった伴奏ができたこと、本当にしあわせな時間だったのだといまさらながら感じています。

 

数年前の還暦同窓会には途中で辞めたにもかかわらず呼んでいただいて、先輩や後輩のみなさんとたくさん語り合ったりみんなで歌ったりできてうれしかったです。

これからコーラスを経験することはないかもしれませんが、たくさんの人と一緒に音楽を作る機会があればどんどん経験していきたいと考えています。

 

きょうはふと大学時代のコーラスのことを思い出したので書いてみました。

 

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コメント: 2
  • #1

    大杉 (日曜日, 18 4月 2021 19:33)

    ゆるす

  • #2

    ゆかり (日曜日, 18 4月 2021 19:39)

    あざぁーす�