蜜蜂と遠雷

夏になる前に原作を読みました。

今度は映画観に行きました。

原作とはまた違った魅力のある映像でした。個人的な感想としては、原作は心理描写がとても緻密だったのに比べ、映画では演じている俳優さんの表情でそれを伝えていく感じで原作を読んでいなくても心情を推しはかれるように作ってあった印象です。

演奏のシーンもそれほど違和感なく観られました。

(普通は演奏にシーンにはツッコミどころ満載な作品が多いのですが…)

きっと出演者の方々はとても努力されたのだろうなぁというのが、まがりなりにもピアノを弾いているものの感想です。

コンクールに挑戦するようなピアノ弾きではないにしても、ピアノを弾くものとして学ぶことも多い作品だったように思います。

原作を購入することにして、さきほど注文しました。今週末に届くので、今一度細部までしっかり読んでみたいと思います。

(前回は図書館でお借りしていたし、次の予約の方がいらっしゃったのでじっくり読むことができなかったので)

文庫本2冊と単行本1冊の値段があまり変わらなかったので、単行本を購入することにしました。

 

そういえば、3日ほど前に長女が東京でたくさんの人と一緒に観たようですが、長崎では250人ほど入る部屋に7人くらいのお客さんしかいませんでした。自分が選んだ席でゆっくり映画を楽しめるのは田舎ならではの特権なのでしょうかね。

こういう時には田舎にいてよかったなと感じます(^^: