きょうの気づき9月27日

中学生の生徒さん。

うまいんだけれど曲の色が感じられず、きょうはただ楽譜に忠実に再現しましたという感じの弾き方をしていました。

たとえばこの曲はどういう情景なのかを思い浮かべたりまたはその曲の色を感じたり、どういう楽器で演奏するといいと思うかを考えたり…と自分なりの色を考えて弾いておいでとアドバイスしました。

小学生ならば私が考える色を使って演奏してもらうこともやりますが、もう中学生なのでそれなりにいろいろな経験もしているはずだと考えます。そこでちょっときついかと思いましたが、『演奏に色がない』ことを話しました。

上手に弾くだけではだめだと思っていること、そこには何が必要かということなどきょうはよく話しました。

自分なりの音楽を作り上げていけるようになってほしいと思います。それが私が考えるレッスンの最終形です。